夜明け前が一番暗い

正直、息も絶え絶えブログを書いていた、
あの日を迎えるまでは。

気持ちの整理、成仏ブログなどと言いながら、彼らについて書けば書くほど、振り返れば振り返るほど、ちっとも!ぜんぜん!さっぱり!成仏なんてできないことに気づいていた。男の傷は男で!とはよく言ったもので、アイドルの傷はアイドルで!なのだろう。でもまさか、その当人たちが直にその傷を癒しに現れるなんて、一体誰が想像するんだろう。

まだ、何が何だかよくわかっていない。
ただわかるのは、今までだってLove-tuneの粋な演出にずっとずっと殴られ続ける人生だったのに、元Love-tuneになったはずの今も尚、ファンをしあわせで殴り続ける彼らって何なんだろう?
Love-tuneのファンは全員とっくにパンチドランカーだ。ボクサーになった覚えは無いのだが。


安井くんの最後の日。
ファンが最もセンチメンタルに揺れたであろうあの日。イベントの名前が"つながる つながる つながる"なんて、一体何と?ねぇ誰と?なんてファンのココロをフワフワ弄ぶさなぴーとあらんちゃんがいて、イベントが進むにつれて、この話って…この絵って…このシルエットって…みたいな感じで、だんだん、まるでここはRPGの世界?謎解きゲームのようにメンバーが数珠つなぎに現れたときは本当に夢かと思った。こんなことがあっていいのか。またこのメンバーが並ぶ世界を見せてくれるというのか?七転び八起き、本当にただでは起きない。この人たちは元来生粋のエンターテイナーで、自分たちを「白鳥のようなアイドル」と例えたことを思い出した。
(=泳ぐ姿がとても優雅な白鳥。しかし、水面下では前に進む為に脚を猛烈に動かしていて、実はとてつもなく頑張って沢山努力しているけれど外にはそれを絶対に見せないの意)
 

ファンが、いつ抜けられるのかもわからない真っ暗なトンネルを彷徨っていた間もずっと、7人は誰の足跡もない道をズタズタになりながらも歩いてくれていたかも知れない。まだ今は全然見えないけど、きっと見えてくるだろうトンネルの向こう側を見据えて、その日がくるまで待っていてくれたかも知れない。

この道でいいのか、信じて歩いていくファンが出来るだけ傷つかないように、先を歩く自分たちは声こそ掛けてあげられないけど、たどり着いたときには全力で迎える。あぁ、わたしはこの人たちのこういうところが好きだった。


夜明け前が一番暗い。
トンネルの先にいるであろうもうひとり。
誰より一番、明るい道を歩いてほしいひと。

色んなことがあるかもしれない。
頭も体も心も追いつかないかもしれない。
でも悪いけど、ここまで耐え忍んだパンチドランカーのプライドにかけて、真っ暗闇の中で慣れた目を武器にでもして、この最後だと確信にも似た暗闇の中をいっそのこと楽しんでしまおうじゃないか。

気持ちのスクショをしています

オタクのココロの整理整頓 アイドルは尊いね、という話をいつもしたい (twitter @KIIROI_DANCER_) #lovetune #7ORDER #SevenOrder

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